2011年6月1日水曜日

Ubuntuのインストール

前回の『Ubuntuの準備』で、UbuntuのOSが入っているisoファイル(CDイメージ)をダウンロードしましたので、実際にWindowsXPにインストールしたいと思います。



ファイル名:ubuntu-ja-11.04-desktop-i386.iso
※この記事を書いている時の最新バージョンは、Ubuntu 11.04です。
※私の環境では、isoファイルを『WinRAR(統合型アーカイブマネージャ)』というアプリケーションに関連付けている為、本のようなアイコンになっています。



isoファイルのままだとインストール作業ができないので、CD-R/CD-RWに書き込むか、仮想CDドライブにマウントしましょう。
仮想CDドライブのソフトは何でもいいと思いますが、私の環境では『DAEMON Tools Lite』を使用しています。

CDドライブにisoファイルを書き込んだCD-R/CD-RWを挿入、または仮想CDドライブにisoファイルをマウントすると、4色のアイコン(Install Ubuntu)が表示されます。
※仮想CDドライブ:Zにマウントした状態です。



この4色のアイコン(Install Ubuntu)は、Wubiというソフトウェアのアイコンで、『デュアルブート(マルチブート)環境』の要となるものになります。

WubiWindows-based Ubuntu Installer)とは、Windows上で動作するUbuntu公式のフリーソフトウェアインストーラーの事で、UbuntuをWindowsのファイルシステム上にインストールし、簡単にWindowsとLinux(Ubuntu)の『デュアルブート(マルチブート)環境』を利用することができるようにしてくれるソフトウェアの事です。



Wubiのアイコン(Install Ubuntu)をダブルクリックすると、Ubuntu メニューが起動し、インストール方法を選択する事ができます。





もし、『デュアルブート(マルチブート)環境』が不要であれば、インストールを行うことなく、Ubuntuを体験する事もできます。
CDブートという方法です。
※上記図のデモおよびフルインストールの注釈部分の事です。
※CDブートの他にUSBブートという方法もあります。

ただ、この方法だと設定したファイルや作成したファイルが保存できないので、『デュアルブート(マルチブート)環境』を準備したほうがお勉強になると思います。

≪CDブートの方法≫
(1)CD-R/CD-RWにisoファイルを書き込み、CD/DVDドライブに挿入
(2)PCのBIOS設定でCD/DVDブートの優先度をHDDブートより高く設定
(3)PCの電源をON
(4)Ubuntuが起動